変化、進化、成長
サポーターズクラブの皆様、日ごろよりジュビロ磐田に温かいご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。また、昨年の東日本大震災における被災者の皆様にお見舞い申し上げますとともに、会員を始め多くの皆様からの支援活動、義援金のご協力に、改めて御礼申し上げます。
さて2012シーズンがすでに5節まで進みました。序盤戦の戦いぶりとしては近年にない好調さで、サポーターの皆様にもこれからの戦いぶりに期待感を抱いていただけていると思います。
そうしたトップチームの活躍は他稿に譲り、今回のコラムでは視点を少し変えて、トップチーム以外の私たちの活動についてお話したいと思います。
(1)スタッフのホームタウン担当制
昨年12月1日より、ジュビロスタッフ全員が、静岡県西部地域をホームタウンとして廻っています。菊川市、御前崎市から湖西市までの23地区を、それぞれスタッフが担当し、エリアの商店街、商工会議所や企業を訪問してポスターやフラッグの掲揚、試合での応援をお願いに伺っています。皆様のお住まいの町、市、商店街にジュビロとの出会いの機会がもっともっと増えてまいります。ホームタウンの“変化”を楽しみにしていてください。
(2)サッカースクール&巡回教室
今年度、ジュビロサッカースクールは「もっと楽しく、もっとマナーを、もっと技術を」を合言葉に指導にあたります。そして時にはトップの選手がスクールに顔を出し、子どもたちと直接ふれあう機会をつくっていきたいと思います。また、地域の少年団との交流も今まで以上に図ってまいりたいと考えています。
一方、幼稚園、保育園を中心に巡回教室は、現在年間200回の実績を重ねており、のべ30,000人の子どもたちとふれあっています。そこで今シーズンは、子どもたちだけでなく、大人のサッカー教室として、シニアサッカー教室の開催や、皆様の職場に出張して行うサッカー教室を実現したいと考えております。のべ30万人とのふれあいを目標にホームタウン活動を行ってまいりますので、先述のホームタウン担当制と同様、ジュビロとの出会いが増える“変化”に期待してください。
(4)U-18の活動
約20年間、U-18の選手やトップチームの若手選手が過ごしたジュビロ選手専用寮が、その老朽化に伴い、数々の思い出を残して次の寮に移動しました。新たな寮ではヤマハ発動機の社員の皆様と一緒に生活し、各人が個室を持ちます。選手にとって重要な食事は、以前同様、専属栄養士が献立を立て、今まで同様にサポートいたします。また昨年よりU-15、U-18はスタジアムや地域の清掃活動にも積極的に関わっています。ピッチの外でもより地域の一員としての自覚を持ち、勉学とスポーツを両立させる“成長”に期待しています。
また練習面でも、今まで以上にU-18の選手がトップの練習に合流し、練習試合などで経験を積める機会を増やしていきたいと思います。皆様にも練習場(大久保グラウンドや上大之郷グラウンド)で応援や観戦をいただき、若きジュビロの“成長”にも注目してください。
(5)ヤマハスタジアムの改修
皆様もお気づきの通り、ヤマハスタジアムはこの3年間、お客様視点に立ち様々に“変化”させてまいりました。ボックスシート5(Vinoシート、JOGシート)の新設やロイヤル席の大リーグ仕様のシート採用、バックスタンドのシートの改修、トイレの修理などハード面に少しずつ手を入れてまいりました。またより快適に観戦していただけるよう、試合時には30分毎のトイレ清掃活動をしたりといったソフト面も充実させています。そしていよいよ本年末には、先般お知らせした通り、大掛かりなスタジアム改修がスタートいたします。完成時には、一体感のある、歓喜で揺れ動くスタジアムとなることを思い描いています。楽しみにお待ちください。
また、ジュビロに関わる方々のさらなる一体感が生まれるよう、クラブ歌を作りたいと思います。試合前に全員で歌え、100年以上歌い継がれるようなクラブの歌を計画中です。
(6)スポーツの町・磐田市
磐田市はブランド総合研究所が行う「地域ブランド調査2011~スポーツの町として思い浮かぶ自冶体ランキング~」で、昨年第2位という結果をご存知でしたか?またトップ選手全員が参加をするジュビロメモリアルマラソン(毎年11月開催)は、昨年度満足度全国ランキング19位に評価されました。スポーツの町としてのイメージに少しでもジュビロが役立てているのではないかと思っています。
ところで、磐田市の小学校の校庭は、全23のうち18校が芝生化されています。これは全国でも珍しく、おそらく全国一の数字でしょう。これを磐田市以外の地域にも広げ、もっと子どもたちが怖がらずに外でスポーツができるような環境が広がればと考えています。そしてそのために、ジュビロが少しでもお役に立てればと考えています。
さらには、スポーツの町として一層“進化”させるために、磐田市の市花・ツツジを植え、5月にはツヅジが咲き誇るホームタウンになっていけばと考えています。10年かけて実現できるように、私たちも各所へ積極的に働きかけていきたいと思います。
このように、ジュビロ磐田は刻々と変化、進化、成長をしています、3年先は明日、5年先は明後日です。これからも私たちは夢を描いて前進してまいります。引き続き皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
2012年4月25日
株式会社ヤマハフットボールクラブ
代表取締役社長 吉野 博行
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